🍀グレイ(Gray)🌷
🍀プロフィール🌷
クラス:エレメントバトラー
属性:氷
年齢:5歳
誕生日:8月8日
身長:169cm
趣味:屋上での日向ぼっこ
好きなもの:フレン
嫌いなもの:フレンをいじめる人
好きな食べ物:おさかな
嫌いな食べ物:特に無し
🍀どんな人?🌷
ソルディアの町の野良猫を束ねる若いボスで、知性に優れた実力者。
フレンに懐いており、お魚をくれる時だけ屋根から降りてくる。
可愛い一面を持つ。
🍀純粋なるボス猫🌷
その日、少女は弱った猫を両手に抱えて走っていた。
捨てられたのだろう…まだ幼い野良猫を5歳のフレンは必死に救おうとしていたのだ。
そして、シスターやリーフ、ラフィルによって救われた野良猫。
それ以降、野良猫は衣食住をフレンと共にすることになった。
お風呂に入って、毛繕いをし、フレンのお膝でのんびり寝て、ネズミのおもちゃを追いかけて遊ぶ。
そして、いい子にしていたらフレンが笑顔で「おさかな」をくれるのだ。
いつしか、猫は「グレイ」と呼ばれるようになった…そんなぬくもりにあふれた優しい日々は続いた。
そして、翌年……グレイの飼い主を名乗る男がやってきた。
家を引っ越すために猫を捨てたが、外でグレイを見かけた男は引き取りに来たのだという。
シスターは困った顔をし、リーフは怒った顔をし、フレンは目に涙をためていた。
「ああ、こいつは悪いやつだ……」そう、グレイは察した。
グレイは、迷うことなく鋭い爪で男をひっかき、驚いた男は慌てて逃げ去っていった。
しかし、「おさかな」を期待したグレイを待っていたのは、今まで見た事もないフレンの怒った顔だった。
グレイを連れて行かれなかった安堵か、それともひっかいたグレイが悲しかったのか…その日はフレンはずっと泣いていた。
「もう二度と、フレンは泣かせない」……グレイは、そう思った。
次の日から、グレイはフレンの部屋の直上にある屋上でひなたぼっこをするようになった。
フレンが「おさかな」をくれる時に屋根から降りるのは、ちゃっかりしているグレイだった。
フレンがグレイを守ってくれたように、彼もまた野良猫を助けるようになり、気づいたら野良猫のボスになっていた。
そして、フレンが7歳になる頃……鮫吉と共に、グレイはケモノの神様によって召喚されるのである。
🍀フレンを守る決意🌷
ケモノの神様によって召喚されたグレイは、鮫吉と共に各地の神様から魔法・術式を学ぶことになった。
色んなものに興味を示し、機嫌よく走り回る鮫吉に呆れながら、仕方なくそれに付き合っていた。
コンビが定着する頃には、鮫吉に振り回されるのも悪くないと思い始めていたのだった。
全ての魔法を習得したころ、グレイは鮫吉と共に「星の記憶」の意志を伝えられ、これからを考えるようになる。
リーフとフレンがこれから挑むことが運命だというのなら、オレはその運命を切り開く手伝いをしたい。
フレンを守るのは、オレなんだ。
それからは、ソルディアにいる時は普段の生活に戻り、神界にいる時はヒト型でひたすら修行をするようになった。
その間にも心身共に成長し、ボス猫としての貫禄も付いた。
そして、リーフとフレンが10歳になる頃……神様の許可を得た鮫吉とグレイは動き出すのであった。
フレンを守るために。
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