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character_main:sarah

🍀セーラ・バイエル(Sarah-Bayer)🌷

🍀プロフィール🌷

クラス:サルトソルジャー

属性:氷

年齢:24歳

誕生日:12月6日

身長:165cm

趣味:ダーツ

好きなもの:ダンス

嫌いなもの:ゴキブリとかの見た目が気持ち悪い虫

好きな食べ物:ジャンボパフェ

嫌いな食べ物:見た目が良くない料理

作曲:歌崎 月人様(Moon☆Wind)

🍀どんな人?🌷

孤児院にいる弟に良い暮らしをさせるため、悪性冒険者に手を染めた。

同じ「守る」でも、フィレスとソードとは別の道を選び、何度も剣を交える宿敵となった。

何が彼女を変えたのか……

🍀誰が為の憎悪🌷

セーラには親友がいた。

もちろん、フィレスソードシスカー大事な友であり仲間だった。

でも、幼いころから一緒にいた親友とのキズナには敵わないと断言できる。

元居た村では、が見守ってくれる中、セーラ親友とよく遊んだものだった。

理由は分からないけど、両親が生まれたばかりの弟・セリスを残して蒸発して、ソルディアの孤児院に行く時に同行してくれたのも親友だった。

その時にセリスの顔に火傷があったのが、セーラには気がかりだった。

ソルディアではフィレスソードシスカーと出会って、みんなで遊んでいたのも今は良い思い出だった。

生活は楽ではなかったけれど、みんなが優しいから孤児院生活は楽しかった。

15歳を越えて、自立した後はみんなで冒険者になった。

まだ2歳セリスを残すわけにはいかないから、近場の依頼だったけど、丁度良かった。

翌年、冒険者消失事件に巻き込まれて異世界に行ってしまった時の事。

元の世界に戻れるかわからない中で、過激派との初戦闘を経験することになってしまったあの時。

全てが上手くいかなかったのは、異世界だったという不安もあったのかもしれない。

しかし、負けてフィレスの心が折られて、それを見た親友「このままではいけない」過激派の偵察に向かったあの日。

過激派との遭遇戦で、親友が命を失った……その結果に、セーラの心はただ凍るだけだった。

動けなかったフィレスが悪いのか、気づかなかったソード達が悪いのか、連絡を怠った親友が悪かったのか。

それとも、セーラの行動が悪かったのか……

誰が為の憎悪なのかを考えられずに、セーラはその刃をフィレス達に向ける事しかできないのであった。

🍀あの日の地獄🌷

その日、ひとつの村が煉獄に包まれた。

ゴブ爺の仕掛けた謀略が功を奏し、内部で放火した冒険者がいたのだ。

過激派は勢いに乗って村を攻撃し、冒険者ギルド騎士団は惨めたらしく抵抗を続けていた。

でも、勝っているはずなのにセーラの心は恐怖に包まれていた。

「私が、こんなことをやってしまったのだ……」

セーラのこの弱音は、きっとこれからは見せられないだろう。

かつて仲間だった連中に糾弾されても、セーラはこれからは虚勢を張るしかないのだ。

ポン!

その時、セーラの背中をたたいたゴブ爺が、手に持つ杖を村の方に向けた。

「助けに行きたければ、行くがよい。」

そう、ゴブ爺は言った。

それが例え、やってしまった事への一時の償いにすらならないとしても。

セーラは一瞬迷ったが、意を決して走り出した。

その脳裏にまだ幼いセリスの姿を思い浮かべながら、冒険者に悟られないように住民を逃がしていく。

その時、セーラが助けた少女が後の「ルミエール」であった。

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character_main/sarah.txt · 最終更新: 2025/02/19 00:09 by nekoyama