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worldview:chronology

🍀戦争🌷

現在より20年以上前、アマンダ王国が現・アルフェイスに攻め込んだ事が原因で起きた戦争。

国でない事で苦戦していたアルフェイス各町は、「魔導師」と呼ばれる者たちを戦争に投入。

数で勝る王国軍を押し返した。

🍀魔導師狩りの悲劇🌷

しかし、魔導師たちの中からその実力に慢心して悪事を働くものが出始めただけでなく、王国軍反魔導師派利益で手を組んだゴブリン族を投入したことで戦争が泥沼化し、多くの犠牲を生むに至った。

その犠牲には、純粋に町を守ろうとした魔導師を含まれてさえいた。

屈強なゴブリン、そして反魔導師派による悲劇「魔導師狩り」の始まりである。

魔導師狩りによって両親を失い、復讐の旅に出ていた「テレス」はこの戦争で「フィナ」と出会い、共に旅に出ている。

🍀義勇軍成立と戦争の終結🌷

戦争が長く続く中、生き別れていたテレスの妹・セレスが「義勇軍」を組織して、多くの有志を束ねた事で流れが変わった。

旅を続けていたテレスとフィナも合流し、王国に占領された町を次々に解放していった。

更に、テスタが単身でゴブリン族の洞窟に乗り込み、相互に恨みを捨てることでゴブリン族とも和解を果たす。

ゴブリン族を味方に加え、更に力を増した義勇軍が王国軍を急襲し、アマンダ王を倒すことで戦争は終息。

世界は、傷跡を大きく残しつつも復興に向けて動き始めた。

結婚したテレスとフィナは、『魔道具屋ダークスター』を開店しつつ、復興に向けて自分のやるべきことを模索していく。

しかし、残った「反魔導師派」は独自の神を生み出し、後に「宗教過激派」として暗躍していくのである。

🍀戦後の事件🌷

戦争が終結した後も、暗躍する宗教過激派と冒険者ギルド及び騎士団との戦いは続いた。

但し、小規模な事件に留まる事が多く復興は支障なく進んでいた。

しかし、大規模な戦いが起こらなかった訳ではなく、その時は冒険者ギルドと騎士団が鎮圧に動いていた。

しかし、冒険者ギルドと騎士団の不仲…これが、良くも悪くも常に付きまとっていた。

🍀過激派要塞攻略作戦🌷

『闇の教団とふたりのキズナ』で扱われた事件。

テレスと過激派の騎士「ライル」との因縁が描かれた。

🍀宗教過激派蜂起事件🌷

現在より6年前宗教過激派によって引き起こされた事件。

宗教過激派が村を襲う事を察知した冒険者ギルド騎士団が事前に動けた稀有な例である。

冒険者ギルドは世代交代を終えており、ソードを中心に過激派の進撃ルートを予測し、伏兵の配置や各冒険者の配置を行っていた。

騎士団も、経験を充分に積んだシスカーを中心に後方に配置され、各冒険者への支援遊撃を行いつつ、住民の誘導を行いながら後詰として強い存在感を放っていた。

しかし、潜んでいた「悪徳冒険者」及び内通者により作戦が過激派側に流出。

村内部から放火することで、村は混乱と恐怖が織りなす地獄と化していく。

全ての冒険者が過激派の迎撃と住民の誘導に動いたが、それでも被害を防ぎきれずに地獄の光景にその身を晒し、心身共に大きな傷を負っていった。

セレスが万が一に備えて遠方に配置した古参冒険者の救援が来るまで、苦しい戦いを強いられていた。

住民の誘導と撤退路を守っていた騎士団は、この異変に気付くのが遅くなった。

村が燃えてようやく気付いたシスカーは冒険者達の救援を上官に申請する。

だが冒険者との不仲がマイナスに働き、上官からの許可が遅くなってしまったのだ。

各地の冒険者を助けるべく、混乱が支配する広い戦線へ散った騎士団員たちは、炎上する村の中で心の傷と共に地獄をその目に焼き付けていく。

被害は出たものの、住民の救出には成功した。

しかし、効果的な連携を取れなかった冒険者騎士団員は、認め合えずに心の溝を深めることになった。

同時に、双方の若い世代による相互理解への動きも静かに始まっていた。

🍀力を取り戻していく神界🌷

「星の記憶」が見つけたおとぎ話から生まれた7匹のケモノの神様。

神々は生けるモノの「希望」と「幸せ」を力に変えるが、戦争により大きく力を失ってしまっていた。

戦後、大小の事件があったにしても、復興と共に「希望」と「幸せ」は確実に膨らんでいた。

そして、それは神々の力の回復に繋がっていたのである。

🍀神々に課せられたルール🌷

神々は、直接的に下界に干渉することは禁じられていた。

但し、間接的に干渉することは許されていた為、悲しく失われた魂を救済する事は出来た。

そして、力が回復した神・アディソルはもうひとつの手を打ち出した。

下界に住む2匹のケモノを召喚し、その心と力を試すことにしたのだ。

こうして、神々に召喚された鮫吉グレイの神界での冒険が始まったのである。

🍀勇気と希望に託す🌷

これは、いつか「ケモノの神様とにひきのマホウ」で描かれる物語。

そして、その先に希望を見出した神々の下した結論は…!!

🍀現在 物語開始時点🌷

「宗教過激派蜂起事件」から6年後……

あの事件で両親を失った子どもたちも、孤児院で元気に過ごしていた。

そのひとり、「リーフ・クライス」がいる場所はいつも賑やかだった。

孤児院で、街中で、騎士団で、そして冒険者ギルドで……

リーフのイタズラが炸裂した場所では、いつも驚きと笑いが絶えなかったという。

リーフの傍らにいる少女「フレン・クライス」

彼女もまた、リーフに触れて事件の傷跡が癒されていたひとりであった。

そして、ふたりは血の繋がらない姉妹であった。

このふたりを中心に、復興していく世界の話の続きが始まる。

🍀大転移魔法事件🌷

「フラワーリースとふたりのマホウ」で語られる事件。

廃城を冒険するふたりの少女のキズナの話が描かれた。

🍀初の獣人冒険者誕生!🌷

「星の記憶とふたりのキセキ」で語られた出来事。

記憶喪失の獣人(?)「クノン」、そして初の獣人冒険者「チック」が登場した。

🍀ボイドラ時点 変化の世代🌷

冒険者ギルド騎士団にも、若い世代の活躍変化の兆しが見えていた。

ソードシスカーが代表になって、相互理解を模索し始めたのだ。

冒険者ギルドシェールと知恵役が分担できるようになったこと。

騎士団ルカエリーが育ってきたこと。

これにより、ソードシスカーの負担が減ったのだ。

フィレス達若い世代こと変化の世代が主導になって、価値観が変わっていく。

未来への風向きは、確実に変わってきていた。

🍀夜の孤児院とふたりのマホウ🌷

夜の孤児院に幽霊が出るという話を聞いたリーフは、フレンを誘って夜の孤児院へと向かう。

過去から続く全ての因縁と出会い、その先に翠(みどり)の瞳は何を見ていくのか。

翠(みどり)と朱(あか)の光は世界を照らしていく……

worldview/chronology.txt · 最終更新: 2025/02/15 07:05 by nekoyama