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目次
🍀都市連合アルフェイス🌷
遥か昔……
王国制が崩壊した事を受け、支配からの脱却を目指した地方。
それぞれの町は自治によって栄え、交易によってお互いに助け合っていた。
しかし、アマンダ王国によって侵略戦争を受け、「魔導師狩り」を始めとする多大な被害を被った。
戦後、各町長を代表にした合議制が確立し「都市連合」という新たな体制が発足し、20年以上を経た現在も復興の中にある。
🍀港町ソルディア🌷
海に面した港町で、ここから海外の品が世界に流通していく。
冒険者もこの町の冒険者ギルドを拠点にしていることから、活動による経済効果も侮れず、経済の中心地として機能する。
騎士団本部がおかれ、宗教過激派を始めとする敵対勢力が出現時に出動している。
また、最も治安が高いこの町に孤児院がおかれ、戦争や事件によって生まれた孤児はここで生活をしている。
🍀廃城🌷
かつて王国が存在していた時代に存在していたといわれる。
動物たちにとっては貴重な住処のため、あえて捨て置かれており、人間と動物が上手く共存出来ている要因でもある。
冒険者フィルハが、「魔力を持つ黄色い花」を見つけたことで話題になったことも。
🍀首都ラーダ🌷
都市連合アルフェイスの首都であり、定期的に「連合会議」が開催され、統治方針や騎士団の目標を定められる。
冒険者ギルドや騎士団の支部も設置されており、ソルディアとラーダのどちらが敵国に制圧されても、もう片方で対応できる体制が敷かれている。
🍀鍛冶の町エルデ🌷
かつて、冒険者として活躍したダクタが鍛冶屋を構え、鍛冶を中心に復興・発展してきた町。
ここで製造された武器が各町の武器として流通しており、都市連合の優れた品質を維持している。
ダクタは主に魔道具屋ダークスターに納品しており、付き合いから特注品を優先的に回している。
🍀城塞都市メイカ🌷
敵国からの防衛を担っている城塞都市。
住民は全て兵士という徹底ぶりで、有事の際は全ての住民が侵攻に対応することになっている。
そのため、最新兵器は優先的にこの都市に配備されている。
アルフェイスに進行してきた敵は城塞によって足止めされ、その間にも住民からの激しい攻撃を受け、そして援軍に来た冒険者部隊と騎士団の挟撃によって壊滅するのである。
但し、神出鬼没の「宗教過激派」や賊には対処できないため、新たな戦術を冒険者ギルドのアドバイスを受けながら対応中となっている。
🍀ゴブリンの町ダルト🌷
戦争時はゴブリンの住処となっていた洞窟が近くにある。
戦争終盤、テレス率いる義勇軍と和解したことで、ゴブリンたちも地上に上がって町を作ったのである。
古代から伝わる設計図を基に、属性武器を始めとした不思議な武具を開発することで知られており、性能に個性がある事から冒険者が好んで使用するという。
リーフとフレンの持つバングルも、古代にゴブリン族によって作られたといわれている。
🍀鳥人族の里バイル🌷
人間が到達困難な標高を誇る山に里を構え、戦争中も外界との接触を断っていた。
戦後20年以上経った今でも、他種族との交流を断っており、その文化は謎に包まれている。
但し、限られた者とは交流があり、流通を維持しているといわれている。
🍀獣人の町サイカ🌷
古来より獣人の町として栄え、戦争中も森を防壁に破壊から逃れていた。
戦後は他種族との交流を断ち、平穏な生活を維持していた。
しかし、記憶喪失の「クノン」が発見され、見た目が獣人であったため保護することになったことから、再び時間が流れ始める。
本編中に「ソード」、「リーフ」、「フレン」が訪れ、ソードの説得により技術発展の必要性を感じた町長の判断により、人間との交流に踏み切った。
こうして派遣された獣人族初の冒険者こそが、「チック」である。